教えるだけではない?家庭教師バイトが指導以外にやる仕事内容
家庭教師バイトのイメージというと
1~2時間生徒の家に行って勉強
を教えてはい、終わりのような印象が
あると思いますが
実はそれ以外にもやらなければ
ならない仕事があります。
家庭教師には生徒と個人契約する場合
と家庭教師派遣会社に登録して行う場合
がありますが、派遣会社に登録している
場合について話を進めていこうと思います。
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指導報告書の作成
家庭教師が指導以外にしなければ
ならない仕事とは主に指導報告書の
作成と提出です。
派遣会社にもよりますが、ちゃんとした
会社であれば毎月家庭教師に指導報告書
の提出が義務付けられています。
指導報告書とはどのようなものかというと
例えば以下のような内容です。
- 今月の各科目別の指導内容
- 生徒の理解度や成績状況
- 反省と今後の課題、目標
など派遣会社によって指導報告書の
テンプレートが用意されていて、毎月
派遣会社に持参するか郵送するかなど
の方法で、本社への現状報告をします。
私のいた派遣会社ではこれを提出
することが条件で毎月の給料が
家庭教師に振り込まれるしくみでした。
なぜ指導報告書を提出するの?
家庭教師派遣会社は生徒と契約時には
本社の担当者がご自宅に伺って話を
聞いて契約書を交わしますが、
本社の人間が直接かかわるのは最初だけ
であとは派遣された家庭教師が生徒や
親とやりとりをするのが一般的です。
もちろん、支払いなどについては実際に
指導している家庭教師にいっても
わからないことが多いので本社とやり取り
することになりますが、普段は本社と
やり取りすることはほぼありません。
そのため、派遣会社は実際に契約した
生徒がどのような指導を受けているのかを
把握できないため家庭教師に指導報告書
を提出させることによって詳細を把握
しています。
ですが、だからといって本社がその報告書
をみて指導方法について助言するということ
はまずないので形式的なものといっても
いいでしょう。
指導報告書作成は別途手当がある?
指導報告書は当然、指導時間以外に
作成しなければならないので
“時間外労働”ともいえます。
では、指導報告書の作成時間について
なにか別途手当があるのかというと、
ありません。おそらくないところがほとんど
ではないでしょうか。
指導報告書は法律で義務付けられている
わけではないので、採用していない会社
や記入方法も簡素な形式をとっている
ところから詳細に書かなければならない
形式をとっている会社もあり、まちまちです。
なので、作成に時間がかかってしまう場合は
“タダ働き”になってしまうので、ここらへんの
問題はちょっとどうなのかな?と思います。
現にブラックバイトの例として塾などで
のこうした事務作業が時間外労働ではないか
としてメディアでもよく取り上げられています
よね。
いかがでしたでしょうか。
今回は家庭教師バイトでも指導以外の
雑務があるというお話しをしました。
本来ならばこのような事務作業も労働時間内
にやるべきことですが、仕事の性質上、生徒
が横で勉強している合間にできることでは
ありません。
またこれらの業務は求人募集時にも特に
記載されていないので、疑問に思うようでしたら
採用時に担当者に確認し納得してから
派遣会社へ登録することをおすすめします。
またお金が良いからという理由で
同じ家庭教師のバイトでも以下のようなバイトには要注意です。
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